医学系メモ

医学を学ぶために様々な役に立つサイト様や文献から勝手ながら引用、部分引用させていただいた医学メモ。間違いがあればコメントよりご指摘ください、もう一回調べ直したいと思います。

超音波基礎 パルス反射法など




◆パルス反射法:Aモード、Bモード、Mモード
•Aモード
反射波の強度を振幅で表示する。
縦軸:距離(時間)、横軸:振幅

•Bモード
反射波の強度を輝度に変換し超音波ビーム走査と表示走査を対応させて断層像を表示する。


•Mモード
反射波の強度を輝度変換し、超音波ビームは固定し反射源の距離の時相変化を表示する。


◆探触子(プローブ)
振動子(トランスデューサ)部分にはジルコン酸チタン酸鉛(PZT)、ポリフッ化ビニルデン(PVDF)が用いられている。 


◆受信器
ゲイン:明るさに関係。
            電圧の増幅度
STC:明るさに関係。
         深度に影響される
ダイナミックレンジ:コントラストに関係



◆走査方式
セクタ走査 2.25〜3.5MHz 心臓
                    5〜10MHz 眼
リニア走査 5〜7.5MHz 表在、甲状腺
コンベックス走査 3.5〜5MHz 腹部

  

*超音波の分解能
近接する2点を識別する能力のこと。

•距離分解能
超音波の進行方向の分解能のこと。 
周波数が高い(波長が短い)ほど良い

•方位分解能
超音波の進行方向と直交する方向の分解能のこと。
超音波ビームが細く収束してるほど良い。